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国会でWi-Fiの囲い込みとフリースポットが話題に

 国会の予算案審議の中で、国内の無線LANが囲い込みになっているという指摘が出ていました。
都心部では、無線LANスポットが増えすぎてどれもつながらない状態になりつつあるので、この問題はそろそろちゃんと対応しないといけない時期が来ているのかもしれません。

この提案は、民主党の杉本かずみ議員によるもの。スマートフォンの急増による通信回線逼迫に関する質疑のあと、個人的な提案ということで出てきました。

「昨今、Wi-Fi環境の囲い込みをしているように見える節があります。
CMなどを拝見しますと、あるキャリア会社では、Wi-Fiスポット数ナンバーワンといった表現で、Wi-Fi環境の囲い込みを図ろうとする動きが見られます。
資本主義社会において競争は当たり前ですし、お客様の囲い込みも当然であると分かっております。
しかし、利用者の利便性を考えますと、ナンバーポータビリティのように、Wi-Fi環境を囲い込みではなくて解放するべきであると考えております。」(抄録)
この現状から、フリースポットの拡大を図り、日本のビジネス環境を世界一にしようではないか、といった提案です。

これに対する総務大臣の感想
「私も、新幹線内で使えるということで、二つ(アカウントを)持っています。囲い込まれているというのかもしれません。
同時に、FONのアカウントも持っています。都内走っていると所々で使うことが出来ますが、まだまだ少ない。
一方で、大事なのはセキュリティの問題だと考えております。(以下略)」

法案提出や質問趣意書ではなくて、質問のついでにちょっと言ってみた、という程度の軽い話題なので、携帯キャリアに指導が入るとかそんなレベルの話題ではないのですが、Wi-Fiスポットに関して、国会議員の方も使っていて、現状じゃちょっと不便だと感じているのはちょっと興味深い話題ですね。

この話題は、フリースポット ユーザ相互掲示板の書き込みを参考にさせていただきました。 記事内では、わかりやすいように発言を抜き出してありますが、元になった発言を見る方法についても掲示板で説明されていますので、興味のある方はどうぞ。

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